過払い請求と10年の消滅時効

過払い請求の法的根拠は民法703条、704条に基づく不当利得返還請求です。元金完済後も債権者に弁済を続けていた場合、利息制限法に基づき過払い部分が発生します。この過払い部分は債権者が不当に受領していたといえるので、返還を求めることができます。この過払い請求は、法律上10年の消滅時効にかかります。

したがって、いつまでも貸金業者に過払い請求できるわけではありません。また、消滅時効は、すべての取引が終了した時点が起算点となります。

ただし、同じ貸金業者に対して借金を返済した後にまた借入をしたような場合には、取引が分断されているものと扱われるおそれがあります。